No115号 確実に釣りが上手くなる心得 【海上釣堀 編】
期間限定記事の復刻
「海上釣堀で釣り上げる魚達」 その10
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釣り堀で爆釣!!ネタバラシ
その10 「釣った魚を旨く食す」
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いやー!大漁!大漁!
と釣堀で満足な釣りができたら、その魚を持って帰って食べましょう。
紹介しましたっけ?
→ http://toko.hachif.com/2011/11/post-29.html
ぶりしゃぶです。
こないだもやっちゃったんですが・・・ハマる・・・うますぎる・・・
こんな旨いブリを食べるために必須の「しめ」
イケス(釣堀)によってルールが違うと思いますが、私のホームグランドの家島では、
「しめてくれます」
これができないと魚は旨くないです。
魚を上手にしめて、持って帰ることが重要ですね。
また、養殖の魚は特に独特の臭みがあると言いますが・・・
これも家島の魚にはない!
いろんな努力しているんでしょうね。
では
今回は、海上釣堀で上手くしめるについてバラシていきましょう!!!(^^)/
普段、船や磯などで釣りをしている釣り師の皆様には常識的なことですが、
旨い刺身を喰うなら・・・魚をしめて持って帰ります。
しめなくても旨いよ!って人もいますが・・・比べれば段違いです。
特に青物のコリコリ刺身が好きな方は、このしめ方にかかっています。
外締めと内締め。参考までに神経締め。
基本で簡単なのは、外締めです。
魚の首根っこをドン!と包丁入れて落とすこと。
旨く食べたいのであれば、躊躇せずに一気に落として血を抜きましょう。
姿作りや素焼き。または魚拓を取りたいなぁと考えている人は、
内締めがいいです。
はじめはどこに入れるかわかりにくいと思いますが、これを覚えれば綺麗に魚を持って
帰ることが出来るし。旨いし。といいことばかりです。
ランカーハンターの経験から、大型魚はこの内締めでは力が入らないので上手く締めることが
できません。
締め方を簡単に・・はこちら
海上釣堀で釣れた魚を締める
→ http://sukishi.hachif.com/2012/02/post-43.html
せっかくの魚。旨い魚にしたいですね。
家島の海上釣堀では、釣り上げた魚は豪快に締めてくれます。もちろん無料。
さらに・・・
家で捌くのが苦手。どうしよう。って方には、料金を払えば、
ウロコ、ハラワタ取りもしてくれます。こうして持って帰ると嫌がれません。
利用してみる価値はありますね。
あと、もうひとつ!海上釣堀ではしていませんが・・・
和歌山のある渡船の船頭さんに初めて見せていただきましたが、ちょっとビックりしました。
それが・・・
神経締め。
これをすると、魚の味が格段に違う!そうです。
比べたことはないけど・・・興味ある人はやってみてください。
方法はこちら
→ http://youtu.be/Fc-wOLLox5Q
で、何が言いたいのかというと、魚の鮮度は、締め方ではなく、いかに魚を暴れされることなく
一気に殺すか!
これに付きます。
魚が死ぬ過程で、暴れると血が身に移ります。
この血が生臭い原因になってきます。
また、ハラワタにも血が残り腐敗が早くなります。
コリコリとした刺身の食感は、死後硬直の結果です。
大型青物は、死後硬直した身が刺身のいいところになってきます。
小さな魚は、締めてもあまり身が固くならないことがあります。
そんなときは。「あらい」にして食べると食感が良くなります。
覚えておきましょう。
「締め」の良し悪しがすべて
「食感」や「魚の臭み」に直結しています。
結構重要ですよね。
参考までに・・・
カンパチやヒラマサ、ブリもそうですが、釣った2日目、3日目が旨い!!
というひともいます。刺身の甘味が増すのは、死後の腐敗による結果です。
当然!!!この旨みを引き出すのも・・・締めることにかかっています。
生に近い状態で旨く食するには上手に締めてもって帰ること。
釣堀では、ハラワタ・ウロコを取ってもらうサービスを利用するのもいいですね。
ランカーハンターは、捌くのも楽しみですので締めてもらい家でじっくり捌きます!
こんな感じに自分で盛り付けると萌えるよねぇ
→ http://sukishi.hachif.com/2011/12/post-40.html
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海上釣堀で爆釣! その10 「釣った魚を旨く食す」

実践「海上釣堀」
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DVDとあわせてみれば、さらに効果を確認できるはず。