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海上釣堀で釣る魚 その7  「タモは動かさない」

魚が浮いてきた。
えっと・・だれか、すくって。

あれ!?

みんな忙しそうで、手伝ってくれないし・・・
よし、自分ですくってみるか。
かっこいいし。

でも、結構むずかしいぞぉ


こんな、場面に合うかもしれませんね。
そんな時にあせらないために、今回もじっくり読んでみてください。

但し、マダイなどが対象です。
なかなか弱らない「青物」。片手で竿を保持できない魚は無理です。
片手で持たないとタモが出せないからです。

海上釣堀は、海との距離が比較的近いので「ぶりあげたらええやん」と思う人もいると思いますが
ぶりあげる力がどのくらいかかっているのか?
考えて見たことがありますか?

このぶりあげ中に、魚が外れること、竿が折れること、ハリスが切れること・・・
そんなことが起きないように、タモですくったほうがいいですよ。
道具の負担を掛けないようにね。

タモとは、魚をすくう網のことです。


すくうだけ・・・なんで、簡単と思っていますが、相手は、動く魚です。
さらに、竿の弾力で浮いていますので暴れると難しい。

では簡単にすくうコツは?


    タモを動かさないこと!
    

そんなこと!?

結構大事な要素なんですが、失敗するパターンはどうしても早く、取り込みたい!の思いが
でるのでしょうか?
タモで魚を追っかける。

なかなかすくえない!
さらに
竿も動くので、魚がもぐる。

1.タモを水面に構え
2.竿を起こす(自分のほうへ傾ける)
3.魚をタモへ誘導する。
4.魚の頭からタモ枠へ入れる。
5.タモを引き上げる。

これだけです。

分ってしまえば、簡単ですがなかなか出来ていない人が多いようです。
この動作を覚えてしまえば、バラシも減る。手返しが早くなる。
数練習するには、マダイがベストです。

口も堅い
浮くと暴れない。
重くない。

鯛を50匹くらいすくえば、もう大丈夫(多すぎか・・・(^^;)

練習だと思ってやってみてください。
でも、釣り堀には、沢山の人がいますので、すくってもらったほうががいいです。
上手にすくってもらわないと、バラしてしまうけど。

上の基本が出来ているひとなら大丈夫です。
魚の尻尾からタモで追っかける人は要注意!!です。

次回は、釣れない時間のすごし方について、少しネタバラシを・・・
釣れる時間帯なんて見えるかもしれません。

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