Top > 実践「海上釣堀」 > 【海上釣堀 編】 その2 最近話題の海上釣堀専用ロッドとは・・・

【海上釣堀 編】 その2 最近話題の海上釣堀専用ロッドとは・・・

海上釣堀にはまるのはなぜ?

最近、じわじわと人気の海上釣堀ですが、イケスの釣りだからつれて当たり前。
そんな簡単な釣りに興味ないよ。
その考えを大きく変えるのが海上釣堀。

簡単に釣れそうで、釣れない。
同じイケスで釣りしているのに、対面ではバンバン釣れるけど、こちらは釣れない。
なんで?

そんな悩めるあなたになんとか大物を!
そんなメルマガです。

海上釣堀の竿について質問いただきました

今回は、海上釣堀ファン「HTさん」からの質問から

海上釣堀にどっぷり嵌っている50代のおっさんです。
いつも、釣り仲間と楽しく釣堀行っています。
普段は、貸し出し用の竿を使ってやっているんですが、これだけ通うようになったら、
自分の竿を購入したいと思っています。

釣堀以外の釣りといえば、さびき釣りや投げ釣りくらいなので普段の竿は使えません。
海上釣堀では、どんな竿を購入すればいいですか?
釣具屋に行くと海上釣掘専用ロッドなんかを勧められますが・・・

海上釣堀に使う竿で青物からマダイまで楽しく釣れて快適な竿。
おすすめがあれば紹介してください。

HTさん質問ありがとうございます。

海上釣堀のサイトでも、書いてますが初めて行く人などは、「貸し竿」が一番です。
それは、タナの合わせ方、ウキと重りのバランスなどを最適に合わせているからです。
釣りのことをあまり知らない方なら、無理をして自分の竿を持っていくよりは、レンタルが一番なんですね。

HTさんは、何度か釣りに行っているので、そろそろ自分の道具で一発釣りたい!
ってことでしょう。

ランカーハンター釣友も、自分の竿で釣ったときの印象は今も忘れないもんなぁ

ということで今回の質問にある「海上釣堀専用ロッド」ですが、
正直、最近まで知らなかった。そんな専用ロッドあるなんて!
知ったのはある釣り番組でやっているのを見てから。

きっかけはこちらでした。
→ http://www5.ocn.ne.jp/~acty/pg71.html

私の場合は、カゴ釣りもしますし、船釣りもするのでこのタックルを利用しての釣堀がほとんどなので
青物狙いであれば3,4号の磯竿。
脈釣りならマダイ用の30号負荷の船竿。 この両方のいいところを中途半端な長さのロッドで調整しているのが、
海上釣堀専用ロッドのようです。

釣りに必要な竿の役目として

  • 仕掛けをポイントに運ぶ。
  • 魚を浮かせる。
  • 魚の突っ込みに耐える。
  • 魚を誘導する。

などです。

長いロッドの方が、魚を浮かせる、勢いをためることがやりやすいです。
逆に短いと仕掛けを手前で操作しやすい。手返しも楽です。
なので長さは、釣りをする上で相反する効果があるんですね。

とくに、関西の釣堀ではマスの大きさが9mのもの18mのものが主流です。
この大きさが竿の長さでどう影響するかですが、広いイケスであれば多少長い竿でも問題ありません
が、小さなマスの場合は邪魔になって仕方ありません。

あとは、仕掛けのバランスが大事になってきますので、ハリスを極端に太くしたり道糸をPEにしたり
とするのであれば竿のパワーも必要になりますから、竿の力を釣具屋さんで竿を曲げて試して
見るのもいいですね。

ということは・・・竿を選ぶ基準は「長さ」と「強さ」になります

専用ロッドは、この微妙なバランスをとっている竿になりますね。だから、普段磯釣りをするわれわれ
からすれば、中途半端なんでしょう。



HTさんは、普段どんな感じで海上釣堀で釣りをされているのでしょうか?

ウキ釣りをメインとされるのであれば、それほど竿にこだわる必要はないので、持ち重りのしない
4mくらいの竿を購入されればいいと思いますし、脈釣り(ズボ釣り)で狙うのであれば、少し穂先の
しっかりしたものを選んで購入されるといいと思います。

さらにロッド選びのコツ

もうひとつアドバスできるとすれば、自分で竿を持った感じで選ばれてはどうでしょうか?

持った感じで竿を選ぶってのは結構重要だと思います。釣りの中で魚を釣る時間よりも持っている
時間の方が断然、長いですからね(笑)

参考までに、釣友の釣り仲間がG社の海上釣堀専用ロッドを使っていたので一度釣らせていただきましたが
非常に楽に釣りができます。手返しが早くなるし、魚も十分浮いてくるだけのパワーがあります。
なるほど、これなら入れ食いでもいけるのね。っておもいましたから、海上釣堀で使うならおすすめです。

→ 海上釣堀の専用ロッドを比較

しかし、この竿をほかのフィールド(たとえば、磯や防波堤、船など)で使うのは使いにくいので兼用として
選ぶのはやめたほうがいいです。

日本海をフィールドにされているアングラーであれば、カゴ釣りができるロッドを兼用ロッドとして使うこと
をおすすめします。

なんせ、日本海にはヒラマサをターゲットに出来る釣り場が多いから。

カゴ釣りで真鯛、ヒラマサを釣る

カゴ釣りも嵌る釣りです。
ウキがズボッと消えるの体感したらやめられません。

実践「海上釣堀」

心得を海上釣堀で実践してみましょう。 DVDとあわせてみれば、さらに効果を確認できるはず。
関連エントリー
海上釣堀で爆釣! その10  「釣った魚を旨く食す」海上釣堀で爆釣! その9 「真鯛を浮かせるマキエテク」釣り堀で爆釣! その8  「青物連チャンの法則と真鯛はつづく」海上釣堀で釣る魚 その7  「タモは動かさない」その6  「青物は、旋回させながら上げるのがコツ」「海上釣堀で釣り上げる魚達」 その5「竿のパワーを最大限に、とドラグの調整を」「海上釣堀で釣り上げる魚達」 その4 あたりとは・・・「海上釣堀で釣り上げる魚達」 その3 仕掛けはどうする「海上釣堀で釣り上げる魚達」 その2 エサの選択期間限定記事の復刻 「海上釣堀で釣り上げる魚達」【海上釣堀 編】 その3 海上釣堀のエサって【海上釣堀 編】 その2 最近話題の海上釣堀専用ロッドとは・・・確実に釣りが上手くなる心得 【海上釣堀 編】